カリフォルニア州立大学イーストベイへの留学 インフォメーションセンター アメリカ・カリフォルニア州立大学への正規留学

保護者からのメッセージ

インフォメーションセンターから巣立ち、カリフォルニアの地で夢の実現に努力している先輩たちの保護者の方からのお便りをご紹介いたします。
お便りの内容は、保護者の方々が、かつてご子息・ご令嬢を海外留学させるに当たって持たれた様々な思いや悩みを超えて無事に旅立たせ、その後の若者たちの成長ぶりを書き綴ったものです。

佐藤愛子さんのお母様からのメッセージ


「Discovering the World Beyond」 佐藤 田鶴子様(仙台市)

佐藤愛子さんのお母様娘、愛子が初めて英語を耳にしたのは4歳の時でした。 幼稚園の時間割にネイティブイングリッシュの時間が組み込まれ、言語教育に大切な幼児期に、それはまるで音楽を聴いているかの様に彼女の耳に入っていきました。 卒園以来〜高校2年に至るまで、そのESL Classを続ける事になりましたが1つの節目として中学1年の夏、初めて3週間のアメリカ研修旅行に旅立ちました。

そして、初めて降り立った地、それがSan Franciscoでした。今にして思うと、ここが彼女の夢の原点だったような気がしています。
San Francisco湾に架かるGolden Gate Bridgeを仲間と何歩で渡りきれるかカウントしながらも、アメリカの風を感じ取っていたのでしょう。大国の圧倒的スケールが彼女の脳裏に焼きついた瞬間でした。

やがて自然な流れで、中学3年の夏に米国交換留学の試験に挑み、高校1年の夏〜1年間、Missouri州Kansas cityに赴きました。 現地高校で日本人はたった1人、最初は名前を覚えてもらうことで精一杯だった様です。当然、授業のスピードはお構いなし、でもそんな心配をよそに毎日繰り広げられる授業は日本では経験した事のない、ユニークかつダイナミックなものでした。 彼女はすっかりその虜になったのです。 例えば、Math Project Class では、Kiteの製図から始まり、試行錯誤の末に完成させ皆で大空に飛ばしてみるなど 奇想天外!!それは好奇心を揺さぶられるものばかりでした。
また、何より先生方が常にポジティブなアドバイスを下さり、子供の持つ真の力を最大限に引き出して下さる。 日米の教育の違いを痛感いたしました。そして全てが感謝のうちに終り、娘は学年末にSuperior Honorsを頂き帰国することができました。

帰国後、娘の次なる目標は米国大学進学に絞られたのです。
留学に関しては情報収集が不可欠です。また自らムーブメントを起こす事は、特に留学生にとり重要なアイテムとなります。
私共も足繁く機関や図書館を回り、またNetも大いに活用しました。
ところが、いざ調べてみると米国大学への1年次からの入学は難関であり、日本人の実績も大学によっては1ケタと言う現実を知る事となったのです。そんな時に、高校の先生から頂いたお話が 「CSUEB正規入学」でした。そして、娘はまもなくその夢を叶えることとなったのです。

合格直後から通信教育がスタートし、丁寧な添削のもとスキルアップ、またその集大成としての3週間に及ぶ東京研修により、アカデミックスキルの域まで導いて頂きました。 何より、この時期に机を並べ勉学に励んだ友とは、渡米後も共に助け合い時に切磋琢磨しあう無二の親友になっているとの事です。

高校3年の秋休み(日本では受験真只中)ですが、私達は大学訪問を兼ねてSan Franciscoを訪れていました。大学まで国際空港から高速鉄道BARTも走りアクセスも容易、風光明媚でアカデミックな町並み、風も心地良い。
皆さんの記憶に新しいところではイチローがMVPに輝いたAT&T Parkがあるでしょうか。

学生にとって、平日はハードな勉強に励み、週末には街に繰り出すと言うメリハリの利いた大学生活を送るには恰好の場所!と羨ましくも思いました。

娘も3月に渡米してからは、現地Adviserに公私にわたり助言を賜りながら毎日を送っております。 International Houseでは各国からの留学生との会話を楽しみ、毎週末のようにあるField Tripのお誘いUC.Berkeley tour など盛り沢山、大学は積極的に学生を学外へ連れ出します。

娘も今は語学研修後期に入り、Open Universityにも参加しSpeech学を学んでいます。正規科目の一部を体験的に学習でき、卒業単位にも認定して頂けるのもこのプログラムの特徴の1つです。

更なる大学の魅力としては、IT産業のメッカ、シリコンバレーの企業にもインタ−ンシップ制度で学生を送り出している点、故に学生には徹底した実学主義を貫いている点 また本人次第では更なる留学も可能なネットワーク、全てに申し分のないシステムと思っております。同期にはCPAやMBAを目指す友人もいて、学生の志の高さを感じます。

自らの5年先、10年先をも見据え、夢の実現に向かって邁進している子供達の成長を心より祈るばかりです。

宇佐美良さんのお父様からのメッセージ


「良のCSUEBへの旅立ち」 宇佐美 好文様(奈良市)

宇佐美良さんのお父様兄がアメリカに留学していることから、良は高校1年の頃から海外留学を希望していました。将来、国内・海外のいずれで就職するかにかかわらず、ネイティヴの人たちと英語で十分なコミュニケーションできることが必須でしょう。日常会話はともかく、英語でモノを考え、文章を書けるようになるには留学し、英語で講義を受け、討論し、レポートを提出して、厳しいトレーニングを受けることが最善の一つと考えています。また、留学して多くの外国の友人とのネットワークが広がることは彼の財産の一つになるでしょう。そのようなわけで、彼の夢をかなえてやりたいと思っていました。

3年生になってイギリス、アメリカに絞って進学先を検討していましたが、高校の進路指導の先生からCSUEBの推薦入試の話をいただきました。9月に大阪で開催された説明会に出席してお話を伺って、4月から語学研修が始まり、それなりの成績を修めることが出来れば9月から大学に進学できることは最大の魅力でした。さもなくば、9月から語学研修を受けて、少なくとも半年は遅れてしまいます。経費についてもトランスペアレントだと思いました。また、近年はインターネットで出願など留学の手続きが出来るとはいえ、兄の留学の際の出願手続きなどの経験から考えて、その手間隙を省くことが出来ることはありがたかったです。幸い、高等学校から推薦を受けることが出来、「形式的」な試験を受け、合格通知を受け取った時は本人ともども喜びました。

国内での英語研修、ヴィザや健康診断その他の手続きなど、そして卒業と慌しい数ヶ月が過ぎて、3月26日に28人とともに成田を飛び立ちました。インフォメーション・センターの長谷川さんが同行され、入寮・日常生活のオリエンテーションなどのお手伝い頂いたことで、親として安心しておれました。語学研修第1期が6月に終了しました。先日、インフォメーション・センターから成績通知をいただいて、D以下がなくてよかったと安堵しています。時折、英語でE-mailをくれますが、その度に文章のミスが減少し、英語らしくなってきたことを喜んでいます。宿題が多いと苦情を言いつつも、バンド演奏をしたり、休暇には小旅行に出かけたり、兄のいるボストンに旅行するなど、アメリカでの生活をエンジョイしているようです。

語学研修第2期も後半に入り、ボツボツ、専攻学部を決めねばならない時期になってきました。漠然とやりたいことは持っているようですが、実際に何を学びたいのかは具体的ではありません。日本の大学とは違ってカウンセリング制度が整っているようですので、カウンセラーと相談の上、進路を自らの判断で決定できるようになってくれることを願っています。

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